侵攻語らぬロシア人 ウクライナと異質の日常
ロシア西部の古都サンクトペテルブルクは8月下旬、国内各地から来た観光客であふれていた。ウクライナ侵攻で欧米が科した制裁により海外旅行を見送った人々だ。戦争中の国とは思えない明るい雰囲気だが、欧州の間近にあるサンクトはソ連時代からリベラルの牙城として知られ、地元住民の中には人目を避けてプーチン露大統領の方針を批判する人もいた。
市街を貫くネフスキー大通りで会った、現地に住む主婦のターニャさん(35)=仮名=は「私は侵攻したプーチン大統領に怒りを感じている。友人にも『侵攻するほどの理由はない』という意見が多い。公に言えばもめることは分かっているので、みな口を閉ざしている」と話した。
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